1949-04-25 第5回国会 参議院 運輸委員会 第10号
從つて貨物運賃が、例えば新聞で拜見いたしますと五割引上げ、旅客運賃は三割程度の引上げに止める。定期券は三ケ月定期程度を残すといつたような修正案が新聞に両院のいずれかの案であつたようでありますが、そういつたようなものが通れば誠に結構だと考えます。
從つて貨物運賃が、例えば新聞で拜見いたしますと五割引上げ、旅客運賃は三割程度の引上げに止める。定期券は三ケ月定期程度を残すといつたような修正案が新聞に両院のいずれかの案であつたようでありますが、そういつたようなものが通れば誠に結構だと考えます。
○小野哲君 先般大臣からの提案理由の説明の中にも、特に貨物運賃の問題について政府の考え方が附加えられておるのでありますが、國有鉄道だけから考えましても、運賃整備の上で相当考慮をしなければならない実情にあるばかりでなく、海陸運賃の調整の問題があることは大臣自身も十分に承知しておられるところで、從つて貨物運賃の輸送原價の問題と、海陸運賃の調整という政策上の問題と両方面から考えましても伊このままで貨物運賃
從つて貨物運賃は据置きますけれども、旅客運賃は引上げて、そうしてこれは一般の利用者に負担して貰つて独立採算の主義を貫く、こういうことに相成つておるわけであります。基礎産業を全部一度に上げて、物價水準を上げるということになれば、生計費に影響が非常に大きいのであります。
從つて貨物運賃を改訂その他の見地から、原價を考えずに割安に政策的に抑えるという点につきましては了承できるわけなんです。從つて貨物運賃がコストの半分である。
從つて貨物運賃の含む率はどうあろうとも、これを三千七百円ベースに比較してみますと、必ずしも一般物價の面においては、労働者を潤してはおらない。逆に旅客運賃においては、三千七百円ベースと千八百円ベースを比較しますと明白に先申しましたような上昇率を示しております。なんと弁解いたしましようとも、これは明らかに労働者の実質賃金を引下げておることになる。
その修正の一環として運賃の値上げを考えたい、從つて貨物運賃を上げなければならんという必要に追られておることは非常に追られておるのでありますけれども、只今急速に上げるというよりも、新らしい賃金体系が決まり、そのことを一つの土台として物價全体に対する再検討が加えられる。